2025.6.30
襦袢のルーツ
JUBAN - Tシャツについて先のブログで記述しました。
テーマとなる襦袢(じゅばん)の語源を皆さんはご存知でしょうか。
長襦袢(ながじゅばん)と言えば、疑いもない日本語と思ってしまいますが、語源はポルトガル語の「gibão」と言われています。
まずここで触れておきたいのは、長襦袢を西洋服と言う人はいないであろうことです。しかしながら、誰もが和服と認める「長襦袢」のオリジナルは西洋服でした。
論を改めますが、ここに「和服とはなんなのか」という定義を考える糸口があるのです。
gibão
gibão(ジバォン)とは腰あたりまでの丈の短い肌着で、ジバォンを音写したのが襦袢(じゅばん)です。ポルトガルのgibãoが日本に伝わったのは16世紀の南蛮貿易と言われています。
襦袢という言葉の展開
肌に直接着る肌着が肌襦袢。
gibãoは腰丈で、それを対丈(ついたけ)で足元近くまで長くしたものが長襦袢。
長襦袢を2部式に簡略化して、上半身に着る肌着を半襦袢(はんじゅばん)と言います。
「あれ?!」と思った方はいらっしゃいますでしょうか。
私はここである小咄を思い出しました。
上岡龍太郎さんが語る天満
上岡龍太郎さんが昔、大阪の地名「天満(てんま)」について語ってました。
「皆さん、大阪に天満っていう所がありますね。
天満から少し東に行った所が東天満。
天満から少し西に行った所が西天満。
西天満から少し東に行った所が西天満東。
??!
西天満東って、それ天満やないかぃ?!」
という小咄でした。
丈の短い肌着がgibão(ジバォン)=襦袢。
丈の長い襦袢が長襦袢。
丈が短くなった長襦袢が半襦袢。
あれ、半襦袢ってgibão(ジバォン)やないかぃ?!
という、Play KIMONOの小咄でした。
お後がよろしいようで🙇